February 25, 2006

○ンチを超えてヒトは進化する? (1)

○ンチをまったく厭わない犬たちを見ててスッゲ〜と思ったことないですか? 

自分たちのもそうですが,家畜のフンなんてまぁ嬉しそうに身体に擦りつけたり食っちまったり...
"キレイ好き" と言われる猫だって,草食動物の糞にはやっぱり積極的に擦り寄っていきます.以前飼ってた野良上がりなんか,どこかで拾ってきた腐ったお好み焼きを,わざわざ私の枕元まで得意げに運んできてくれたものです.

思うんですけど,動物たちに私たちのような "キレイ" とか "キタナイ" って感覚無いんじゃないでしょうか? 
泥だらけで有頂天になってる犬や,寝床のムシロに糞尿タレ放題の家畜たちを見てるとそんな気がしてきます.

もしそうなら,これは見過ごせません.
なぜって私は動物と人間を分けて考えるのがどうも性に合わないからです.
つまり 「ヒトは万物の霊長」 とか 「人間だけが感情を持つ」 みたいな考え方が苦手で,動物と人間は基本的に違わないと思ってますし,できれば植物や微生物も含めて,生物全体を連続的に考えたいと思っています.

ですから,動物の中で人間だけが○ンチをキタナイと感じるとしたら,これは私にとって由々しい問題なのです.
だいたい身体の一部と言ってもいいようなモノを,なぜ隠し字まで使って忌み嫌わねばならないのか? 
考えてみれば不思議な感覚ですよね!?

いや,別に 「○ンチを見直そう!」 運動をしたいわけではありません.
だってバッチィもんはやっぱりバッチィというか,感覚を偽ろうとしても無駄な抵抗です.
ここでは,なぜ人間が○ンチ(に代表される有機的な感触や匂い)を "キタナイ" と感じて避けてしまうのかを,するどく考えてみたいと思います.

つづく

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